どうすれば成功するのですか?
えっ?ホームページじゃないんですか?
差し出されたのは、この会社のチラシ広告だった。
「まず、このチラシ広告の最後に何て書いてある?」
「えーと? ホームページに詳しい説明が載ってます。 興味のあるかたは、是非アクセスしてください。 URLは、http://www.●×▲.jp/ です。
ホームページが見れないかたは、お電話かFAXでも受付しております。
さらに詳しい資料を郵送させていただきます。
『ホームページが見れないので電話しました。』と言ってくださるだけで結構です。 もちろん、しつこい営業は、いたしませんので、ご安心を♪」
「ここ、これって?」
「そう、このチラシを見た、お年よりのかたから、『ホームページが見れないんで電話しました。資料を希望します。』と電話をしてくれる人が何人かいるんだよね。
これって、いままで電話をしようと思ってても、しなかった人が、電話してるって事じゃないのかな。 つまり普通に電話をくださいと書くだけなのと、電話をしてから話すことを、あらかじめ作ってあげるのとでは、電話をしようというのに差がでるってことに気がついただけなんだ。
しらない相手に、電話をかけて自分の名前を言うのとか、いきなり資料くださいとかって、けっこう言いづらいと思うんだよね。
それが、『ホームページが見れないので電話しました。』ってセリフを、あらかじめ用意しておいてあげるだけで少しは、話を切り出しやすくなるのが人間なんだってことに気づいたんだ。
なんだか、言葉のマジックみたいだよね♪
まあ、これは小手先のテクニックなんだけど(笑)
でも、お金をかけて、ちゃんと作りこんだホームページじゃなくて、取扱っている商品と会社概要と案内地図だけの、世間一般で言われている手抜きのホームページであろうと、このホームページを作るのに使った金額を考えたら元は、とってるかなって思うんだ。
インターネットの利点を生かして全部無料でできるところを使ったから、お金は、一銭もかかってないしね。
それより、ここで大事なことは、ホームページを集客する為の道具として考えるんじゃなくて、お客さんからの連絡の手段が一つ増えたくらいに思うようにしたってことなんだ。」
「なるほどねぇー!」
「ところで新規顧客を獲得するには、どうすれば人が集まると思う?」
「えーと?いままでのやり方だと
「そうだね、この従来の、やり方が悪いわけじゃない。
景気の良いときは、これで契約がもらえたわけだから。
それじゃあ、物が溢れる現在は、どうか?
何か新しい方法は、ないものか?
そこで単純に、
こういう図式を想像する人がほとんどなんだよね。
私も、インターネットで何かできるんじゃないのかなって、なんなとく思っていたからね。
そう、インターネット自体を、よくわかっていないから、とくに私のような古い人間だと、なんだか新しいものには、無限の可能性を秘めた、とてつもなくスゴイものに感じちゃうんだ。
それで、最初は、失敗したってわけさ(笑)
インターネットを使って何かをしようと考えちゃったんで失敗したんだね(笑)
すでに、やっている広告ですら集客ができないのに、ホームページを使って集客ができるはずが、ないってことさ。」
「たしかに、そうですね。」
「でも、逆に考えると、広告がうまくいっている会社ってのは、媒体を変えてもうまくいく可能性が高いってことだよね。
うまくいく広告って、なかなか出来ないけど(苦笑)
でも、ここで失敗したから、よかったのかも。
ホームページを使った特別な方法なんて、あるわけないのに気づいたわけだし、うまくいくかどうかは、新しい発想でもなければ、新しい技術でもないんだってことにね。
通信関連の会社で、すでに実績がありネット産業にも参入するような会社と違って、インターネットの技術を使って何かを始めるのとは、まったく違うってことに気がついてなかっただけ。
結局、自分にとってインターネットは、魔法の技術じゃなかったんだ。
電話やファックスが、すこし進んだくらいのものであり、その電話やファックスすら、まともに使えてないのにインターネットを使って何かやろうと思うから危険なんだ。 そう思わないかい?」
「確かに思います。
でも凡人の僕には、どうすれば、いいのかわからないんです。」
「わからなくて、あたりまえ。 自分も含めて、みんなそうだよ(笑)
そんなに簡単に答えが見つかっちゃ、全員が成功者になるわけだから。」
「そうですよねぇー♪ホッ(安心)
でも、どうすれば成功するのですか?」
「それはね、『どうすれば』いいのかじゃないんだ...」
「んっ???」
き も ち ? に続く
差し出されたのは、この会社のチラシ広告だった。
「まず、このチラシ広告の最後に何て書いてある?」
「えーと? ホームページに詳しい説明が載ってます。 興味のあるかたは、是非アクセスしてください。 URLは、http://www.●×▲.jp/ です。
ホームページが見れないかたは、お電話かFAXでも受付しております。
さらに詳しい資料を郵送させていただきます。
『ホームページが見れないので電話しました。』と言ってくださるだけで結構です。 もちろん、しつこい営業は、いたしませんので、ご安心を♪」
「ここ、これって?」
「そう、このチラシを見た、お年よりのかたから、『ホームページが見れないんで電話しました。資料を希望します。』と電話をしてくれる人が何人かいるんだよね。
これって、いままで電話をしようと思ってても、しなかった人が、電話してるって事じゃないのかな。 つまり普通に電話をくださいと書くだけなのと、電話をしてから話すことを、あらかじめ作ってあげるのとでは、電話をしようというのに差がでるってことに気がついただけなんだ。
しらない相手に、電話をかけて自分の名前を言うのとか、いきなり資料くださいとかって、けっこう言いづらいと思うんだよね。
それが、『ホームページが見れないので電話しました。』ってセリフを、あらかじめ用意しておいてあげるだけで少しは、話を切り出しやすくなるのが人間なんだってことに気づいたんだ。
なんだか、言葉のマジックみたいだよね♪
まあ、これは小手先のテクニックなんだけど(笑)
でも、お金をかけて、ちゃんと作りこんだホームページじゃなくて、取扱っている商品と会社概要と案内地図だけの、世間一般で言われている手抜きのホームページであろうと、このホームページを作るのに使った金額を考えたら元は、とってるかなって思うんだ。
インターネットの利点を生かして全部無料でできるところを使ったから、お金は、一銭もかかってないしね。
それより、ここで大事なことは、ホームページを集客する為の道具として考えるんじゃなくて、お客さんからの連絡の手段が一つ増えたくらいに思うようにしたってことなんだ。」
「なるほどねぇー!」
「ところで新規顧客を獲得するには、どうすれば人が集まると思う?」
「えーと?いままでのやり方だと
既存客に紹介をいただく。こんなとこでしょうか?」
アポ無しで訪問してセールスする。
広告を出して電話が鳴るのを待つ。
「そうだね、この従来の、やり方が悪いわけじゃない。
景気の良いときは、これで契約がもらえたわけだから。
それじゃあ、物が溢れる現在は、どうか?
何か新しい方法は、ないものか?
そこで単純に、
新しいもの=インターネット
こういう図式を想像する人がほとんどなんだよね。
私も、インターネットで何かできるんじゃないのかなって、なんなとく思っていたからね。
そう、インターネット自体を、よくわかっていないから、とくに私のような古い人間だと、なんだか新しいものには、無限の可能性を秘めた、とてつもなくスゴイものに感じちゃうんだ。
それで、最初は、失敗したってわけさ(笑)
インターネットを使って何かをしようと考えちゃったんで失敗したんだね(笑)
すでに、やっている広告ですら集客ができないのに、ホームページを使って集客ができるはずが、ないってことさ。」
「たしかに、そうですね。」
「でも、逆に考えると、広告がうまくいっている会社ってのは、媒体を変えてもうまくいく可能性が高いってことだよね。
うまくいく広告って、なかなか出来ないけど(苦笑)
でも、ここで失敗したから、よかったのかも。
ホームページを使った特別な方法なんて、あるわけないのに気づいたわけだし、うまくいくかどうかは、新しい発想でもなければ、新しい技術でもないんだってことにね。
通信関連の会社で、すでに実績がありネット産業にも参入するような会社と違って、インターネットの技術を使って何かを始めるのとは、まったく違うってことに気がついてなかっただけ。
結局、自分にとってインターネットは、魔法の技術じゃなかったんだ。
電話やファックスが、すこし進んだくらいのものであり、その電話やファックスすら、まともに使えてないのにインターネットを使って何かやろうと思うから危険なんだ。 そう思わないかい?」
「確かに思います。
でも凡人の僕には、どうすれば、いいのかわからないんです。」
「わからなくて、あたりまえ。 自分も含めて、みんなそうだよ(笑)
そんなに簡単に答えが見つかっちゃ、全員が成功者になるわけだから。」
「そうですよねぇー♪ホッ(安心)
でも、どうすれば成功するのですか?」
「それはね、『どうすれば』いいのかじゃないんだ...」
「んっ???」
き も ち ? に続く
main
BR→
main_box